耳鼻科のお話し
めまい
めまいの訴えには「天井がぐるぐる回る」、「雲の上を歩いているようなふわふわした感じ」、「足元がふらつく」や「立ちくらみ」などがあります。
このうち、耳が原因で引き起こされるめまいは、「天井がぐるぐる回る」であることが多いとされています。
しかしその他のめまいでも、めまいと同時に「耳鳴りがする」、「耳がつまった感じ」,「聞こえが悪い」などの症状がある場合、耳が原因のめまいの可能性があります。
耳が原因と思われる症状がある場合、まずは耳鼻科を受診してください。
また、なにが原因かわからない場合も耳鼻科に受診していただいてかまいません。
症状をみて、他の科の病院や医師を紹介いたします。
さて、残念ながら
めまいがおきてしまった
あとは何に気をつけたら
いいでしょうか?
1.ゆっくり休息しましよう。
めまいは精神的なストレスや多忙,風邪をひいて体調が悪いなどの肉体的なストレスが引き金となって起こることが多いことから、’’疲れている’’という体からの危険信号と考えられます。しっかり休みましょう。
2.急に体を動かすのはやめましょう。
急に振り返ったり、高い所に洗濯物を干したり、草取りなどはめまいを引き起こすことがあります。
3.新聞や本を読むのは控えましょう。
コンピューターやゲームなどチラチラするものを見るのは控えましょう。
4.コーヒー,紅茶などカフェインの多く含まれているもの、喫煙、アルコールは控えめにしましょう。
これらはストレス発散にもなりますが、カフェイン、喫煙は脳の血流を悪くさせますし、過度のアルコールは生活リズムを崩してしまいます.ほどほどにして下さい。
めまいが落ち着くまではこれらのことを普段の生活に取り入れてみて下さい。季節の変わり目は体調を崩しやすく、めまいも起きやすいとされています。疲れたなと感じたら少しゆっくりしてこの時期を乗り切って下さい。
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